8月7日 「自然エネルギー28%」の梼原町

夏休み、高知に帰って梼原町にいってきました
小池あきらさんが演説などで
「自然エネルギーの町」として紹介している四万十川源流の町です

高知出身の私としては
小池さんにばかりお株をとられてる訳にはいかないと
梼原町の元町議の森山定幸さんに案内してもらいながら、
町の自然エネルギーの発電状況を見てきたのです
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↑梼原町の風力発電の前で。

梼原町が自然エネルギーに目を付けたのは10年前
林業にかわる新たな産業づくりとして始めたのが最初です

現在は
①風力発電(2基で380万kWh)
②日本一の太陽光パネルの普及
(公共施設21か所、一般家庭20軒に1軒=日本一の普及率)
※風力発電の売電料をつかって1kWあたり20万円補助している
③小水力発電(中学校に電力供給)
④木質ペレットによるバイオマス発電
(特養、身体障害者施設、デイサービスの施設の冷暖房に)
⑤地熱(ホテルのプールなどに利用)

これらの5種類の自然エネルギーで町の28%をまかなっています
しかも、風力発電の売電料をつかって
町のもともとの産業である林業も活性化できているそう

梼原町ではこの中で効率の良い
風力や太陽光をつかって100%エネルギー自給をめざすといいます
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↑太陽光パネルつきの屋根たっぷりの風景

ただし、現状、電気の買取価格がまだまだ安く
買取料だけでは設置費用を回収しきれないなどのいろんな問題もありますが、
それでも、地方の町で自力で28%
自然エネルギーでやっていけるという事実はつよい

たとえば、もっと国の制度を充実させて
各地で立地条件に合わせた発電を進める、技術開発もすすめる
そうすれば原発に頼らない日本がつくれる

事実、東京は原発なくてもこの夏を乗り越えました
関西でも大飯の再稼働は必要なかったことが明らかに
(※参考:47NEWS

脱原発の道が現実味を帯びて見えてきました

6月3日 やっぱりありえない計画だった八ツ場ダム。

6月最初の日曜日に行ってきました、鶴の形の群馬県
八ツ場ダム建設予定地

八ツ場ダム計画は、民主党の公約違反の筆頭で、
4600億円もかかるムダづかいの計画ですが
私は今回、現地を見て計画自体がありえないと実感です

■ 美しい吾妻溪谷
一番感動したのはそのきれいな景色
広がる緑のカーテン、光る岩肌、流れる水のコントラストは絶景でした
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しかし、この600m上流に作られる八ツ場ダムで、
流れる水量が変わってしまうと景観が変わると言います

ちなみに、
この吾妻渓谷の切り立った岩々が「自然のダム」となり、
水量を調整する「治水」の役割を果たしている
「治水のため」というけれど、その必要性はないのです

⇒治水には、老朽化した下流の堤防の保全のほうが待ったなしです

■ 発電問題
もともと東京電力はこの吾妻川から水を引いて
7か所で水力発電を行っています
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↑そのうちの一つ。昭和4年に作られた鍛冶矢沢ダム

ところが、八ツ場ダムに水をためるには、
この7つの発電施設に送る水を回さなければならない
そうするとこの東電の発電所の発電量は
年平均で約2億キロワットも発電量が失われる試算もある
なのに、八ツ場ダムによる発電量は、年間約4千万キロワット
・・・八ツ場ダムで吾妻川の発電総量が減ってしまう

しかも、東電の7つの発電所の「減電補償」として、
国は東電に数百億円を支払わなければならないとか・・・
こんなことしてるから、国は原発から抜け出せないのでは?!

⇒発電力のない八ツ場に大量のお金を使うより、
 自然エネルギー開発にこそお金を使うべきです!!


■ 水質問題
びっくりしたのは吾妻川上流の水質です。
吾妻川の上流では温泉からの強い酸性の水が流れている
釘だって、コンクリだって溶かしてしまう水
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↑これを飲めるようにするために、
毎日60トンの大量の石灰を投入してるんです

だいたい東京などの周辺都県では水は十分に足りている。

⇒どうして、もともと水質がよいともいえない場所で
 足りている水のためにダムをつくらなければならないのか?!

 
■ 住民への危険
このあたりの土の質はもろく、地すべりの危険性もある。
八ッ場ダムをに水を入れ、水位を上げ下げしてると、
地すべりの危険度はMAXに
地すべり対策のためにさらに巨額の費用が必要となる・・・
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↑代替住宅地をつくるため尾根を削ったら、変質した土が水で膨張し、
 次々と中からこぼれてくる。これをコンクリで固める補強工事をしている。。。

⇒何より、ダムで住民を危険にさらすなんてもってのほか

■ 工事はまだこれから!
いま、工事が7割すんでいるという報道もありますが
実際は事業費の7割を消化してるというだけです
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↑ダム本体の建設予定地で唯一つくられているのはこれだけ
 (工事中、水の流れを変えるためのトンネル)

代替国道、代替鉄道、代替住宅地の建設はある程度進んでますが、
用地取得できず、工事進行の見通しが立たないところもある

⇒いまなら、十分ひきかえせる!
~~~~~~
やっぱり
こんなありえない計画に巨額の費用を費やすより、
自然エネルギー開発、目の前の防災のためにこそお金を使うべき
なにより、ダムの人工的な風景でなく、吾妻渓谷の美しい自然がイイ
だから私は
八ッ場ダム事業、中止のために声をあげ続けます!

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案内してくださった県議の伊藤祐司さん(私の左隣)とご一緒した群馬5区予定候補の糸井洋さん(右端)
東吾妻町議の金澤敏さん中之条町議の福田あい子さんと記念撮影(※両町議の連絡先はコチラ


「八ツ場の明日の会」HPもご参照ください。

4月21日 ホットスポットはまだ・・・!

21日、演説会ラッシュの土曜日となりました(※写真)が、
その前に江戸川区に伺って、地域のみなさんと
東京16区しまなが香代子予定候補※小選挙区候補一覧
地元の小俣のり子区議河野ゆりえ前都議と一緒に
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放射線ホットスポットの調査を行いました
(※測定器は富士通電機製のサーチレーションサーベイメータNHC710B1)

今回、行ったのは江戸川区「森林公園」
この日も遊びまわる子どもたちでにぎわっていましたが、
この公園でかなり高い放射線が測定された
2月時点にも東南にある築山で0.7μSv/hという値が
検出されているんです。

江戸川区議団のみなさんはこうした結果を区に伝え
子どもたちが問題の場所に入れないように、ヒイラギが植えらた。
それにともない新しい土も入れられて、
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↑植えられたヒイラギ。色の濃い土が新しい土。

確かに、放射線量は全体的には下がっていた
(と言ったって0.2μSv/h前後あるので豊島なんかよりはるかに高い!)

けれど、その中にもこまめに測っていけば、
前回と同じ、東南の築山の中に
0.6~0.7μSv/h検出されるところがありました

今回はその高い値のでた土を採取
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都議団の購入した測定器で放射能濃度を測定してもらうためです

いったいどういう値が出るかは、結果待ちですが、
事故から1年以上たっても、ホットスポットは確かにあるし、
盛り土をすれば多少の効果はあるけれど、根本解決にはならない

自治体任せでなく、やっぱり国が責任を持って
きちんときめ細かく放射線汚染の状況の調査を
そして、ホットスポットの除染も行うべき


もっというなら、
この汚染への対応も進んでないのに、
原発再稼動なんてとんでもない

というわけで、今日(4月22日)も、井の頭公園発の
「パパママぼくの脱原発ウォーク」、演説会前に参加してきます

4月17日 モノづくりの現場から!

17日、大田区にいきました
大田区は中小の町工場の集まるモノづくりの町
その町工場のみなさんと懇談し、実態を調査するのが目的です
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東京4区予定候補の山本純平さん(※予定候補者一覧)
衆院比例予定候補の宮本徹さんとご一緒しました

消費税
まず、どこでも出されたのが消費税への不安です。

「消費税は希望をうばうもの
「今年は60万円だったから何とか一括で払ったけど
 去年70万円超えてしまって分割にしたら税務署の圧力がにすごかった・・・!!
 これが倍になったら支払うのは本当に大変
「親会社は単価を値下げしてくるから
 消費税分を価格に転嫁するなんてできない
景気は絶対に悪くなって、仕事も減る


と、モノづくりの現場からの実感のこもった
悲鳴が次々とあがりました。。。

地域産業が…
しかも問題は消費税だけではありません
大田区にピーク時の80年代には9000あった町工場
いまでは4000を割る数に激減です(30年で半分以下!)

その理由は
後継者がいない
産業空洞化や景気悪化で仕事がない
単価の値下げがひどい

なのに、政治はこうした問題を棚上げにして
地域産業の活性化を本気で考えていない
さらに消費税では地域産業を破壊するつもりなのでしょうか

高い技術力を活かして!
今回、町工場をまわって感じたのは、
この工場のみなさんの技術力の高さと誇り
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↑旋盤(鉄を削る機械)のしくみを説明してくれてます!

どこへいっても仕事の話をうかがうと、
「これがつくれるのはうちだけだから」
など、みなさん自信を持って話してくださる

でも実は、日本の場合、
親会社は何の部品かは説明せず設計図だけ持ってくるのがふつう
その設計図だけで作っちゃうのが町工場の技術力のすごさですが、
全体の流れがわかれば、もっとイイものがつくれるはずとも言います

中には「いま自然エネルギー発電の開発を考えている」という方も
こういう事業にお金を回して、新たな仕事をつくればよいのでは??

~~~~~~
たとえば、
親会社と連携とって町工場の技術力をもっと活かして、
自然エネルギー開発のような地域での仕事づくりに補助を出せば
日本のモノづくりが発展して地域産業が活性化すると思います

いっぽうで不安定な働き方で苦しんでいる若者がいて
いっぽうで後継者不足に悩む町工場があるなら、
教育システムや給料補助の仕組みで、両者を結びつけることも必要


経営を圧迫する消費税増税より、町の景気を底上げする政策が大事、
そういう政策でこそ希望がうまれると実感しました
なにより、モノが生み出される現場、おもしろかった~

4月12日 田村智子さんと外環道視察@世田谷

消費税の集会のあと、向かったのが世田谷区。
外環道の東名道JCT予定地の近くです

参議院議員の田村智子さんが来週、
国会の質問で外環道について取り上げることになり、
事前に現地調査・懇談をするとのことで、それに同行したのです
宮本徹さん(衆院比例)、佐藤なおきさん(衆院6区)の予定候補のお二人、
地元の、たぞえ民夫都議江口じゅん子区議中里光夫区議ともご一緒しました
※外環道については4月5日のブログ参照ください。

産業廃棄物が埋まった土地を掘り返す?!
今回、問題になったのが、この地域の産廃問題です。
明治のはじめごろから、この地域には工場がたくさんあり、
その産廃がこの地域の土地には埋まっているとのこと
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↑フェンスの向こうが排気塔建設予定地。産廃が埋まっている。

そこに、外環道の工事で排気塔を建てたり、
道路建設のために穴を掘るというのですから、
住民の健康被害にもつながる可能性がある

住民のみなさんが再三そのことへの不安の声を上げ、
調査も依頼しても、大した調査もしてくれないという
「アスベストや六価クロムも埋まっているかもしれず不安」
「昔、このあたりで自然発火もあったらしいが、
 これも埋まっている化学物質が原因かもしれない」
「30mの排気塔による健康被害もとても心配」

と、住民のみなさん。

この声を置き去りにして工事を始めるなんて許されないのでは


「40年の生活・営業守るため、できれば外環は凍結して」
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現地をみた後、
立ち退き予定地に建っている工場を営んでいるみなさん、
周辺住民のみなさんと懇談しました(場所は工場の事務所)

とくに外環道の凍結が解除されるにあたって
いよいよ立ち退きが目の前にせまってきた
「でも世田谷区内で工業ができるのはこの辺だけ。
 引っ越すんなら近くがいいし、できれば出ていきたくない」

とのお話です

もちろん、創業の時から「外環道の予定地」ということは知っていた。
でも、それでも40年、計画が止まっている間にも、
地域密着で商売もしてきた訳で、遠くに移転すれば仕事がなくなる

しかも国は「移転先は勝手に探せ」という態度
買い取り価格の提示もなかなか進まない
引っ越したくないし、引っ越すにも引っ越せない状況というのです

住民のみなさんも
「生まれも育ちもこの地域。ここの環境壊されるのは許せない」
「終の棲家と思って引っ越してきたのに、外環道で環境汚染はとんでもない」
「先祖代々守ってきた畑、手放すわけにはいかない」

などなど、思いを語ってくださいました

~~~~~~~~~
前回の現地調査でも感じましたが、
本当に、この外環道、住民の思いが無視されていることが浮き彫りに

田村さんは
「まずは計画は凍結すべきということで質問します!
 買収については買い取り手が国なのか事業者か決まっていないことも問題。
 これについてもしっかりと追及したい!!」

と質問に向けての抱負を語ってくださいました

来週16日17:15頃~の田村智子さんの決算委員会での質問、必見です
※16日の質問は延期になりました
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プロフィール

吉良よし子

Author:吉良よし子
(きらよしこ)
◎日本共産党・東京都委員会 雇用と就活対策室長

  • 1982年9月14日高知県生まれ30歳
  • 早稲田大学第一文学部(日本文学専修)卒
  • 豊島区内の印刷会社で4年間、CSR(企業の社会的責任)の報告書作成支援の仕事に携わる
  • 東京都都議会議員選挙2009 豊島区候補
  • 田村智子2010参議院比例秘書をしたのち現在に至る

趣味:合唱、読書、ピアノ、映画鑑賞、観劇など

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