5月10日 仕事・子育て・生活・学費アンケート2009春☆中間結果&シンポジウム

さて、午後はお茶ノ水の全労連会館で行われた
「仕事・子育て・生活・学費アンケート2009春☆中間結果発表&シンポジウム」
に参加してきました

少し長くなりましたが、以下、シンポジウムの内容の報告です 

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アンケートの集計結果

現在、都内で約7万枚のアンケートを配って返ってきたのは435枚
(豊島でも労働相談青年宣伝で配布してご協力いただいています
どれも、今の仕事や生活についての切実な思いが反映した内容でした

たとえば、金融危機のあおりを受けて
・結婚を考えていたのにパートナーが失業した
・職場に人が少なくなり、仕事がきつくなった
・給料が15%カットになった

という声。

そうでなくとも
・サービス残業が定着している
・労働時間がとにかく長い
・人間関係が悪くストレスがたまる

などの職場の不満も充満しています。

そして、
・奨学金を最後まで返済できないかもしれない
・将来年金をもらえるのか不安
・子育てに生活費の3分の1が消えていく

という生活や将来に対する不安の声がたくさん上がっていました。

どれも、決して他人事ではない。
私の周りでも給料カット残業代カットは横行しているし
子育てに関する不安の声も聞いています。
いまは、なんとかなるが、将来にわたって安心とはとてもいえない。
そんな声が、社会全体から沸きあがっている実態が胸につきささりました

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シンポジウム

本日のパネリストは、
・いすゞ自動車の解雇と闘う 三浦慶範さん
・横浜市立大学教授 中西新太郎さん
・日本共産党 都議 小竹ひろこさん(文京区選出)
・民青同盟杉並地区委員長 野垣暁子さん


以上の4人の方がパネリストとなり、
それぞれの活動状況やいまの貧困の問題点などについて
語ってくれました

三浦さんは、いすゞ自動車との解雇撤回闘争についてと、
いすゞでの劣悪な働かされ方(空調が利かない、休む間がないetc.)について
とくに、「会社の理不尽な仕打ちへの怒りをバネに
名前も公表してたたかうことを決意した!」

という発言には感動しました

小竹さんは、都政の雇用対策切捨ての実態について話してくださいました。
雇用対策費は石原都政になってから、
当初215億円あった予算を2007年には112億円にまで削減したとか
一気に半減してしまうやり方には本当に怒り心頭です

けれど、
この間の運動の盛り上がりによって、2009年度予算では206億円まで回復できた
ことも紹介してくれました。
みんなで声を上げることは決して無駄ではありません

野垣さんも、労働相談のなかでであった声の紹介とともに、
労働相談するにあたって、みんなで労働法制について学んだ経験、
仲間の中でも「サービス残業は当たり前ではないんだ!」と気づいた経験など
話してくれました。
とくに「自己責任」に苦しめられている若者が多いことを指摘していました。

そして、中西教授は、
ヨーロッパの労働制度と日本の比較や、今の雇用問題の原因についてなど
わかりやすく解説してくれたのですが、中でも印象に残ったのは
野垣さんの話にも出ていた「自己責任論」の話。

いかに日本の風土に「自己責任論」が浸透しているか、ということを。
どんなひどい生活状況に追い込まれても、それが
「自分のせいだから、自分が何とかがんばれば(我慢すれば)いい」という
思いにいたってしまう風潮が染み付いてしまっているのです
これは、教育から始まり、さまざまな法律の中にもその精神が入り込んでいる、
という話をしてくれました。

本来であれば、雇い主である企業にきちんと労働者を守る責任があるはずだし
企業が違法なことをしたら、政治にそれを正す責任があるはず

その責任を、みんなが放棄していることが、いまのつらい現状の根本にあるのです

中西教授は、
①みんなで労働法などについて必要な知識を持つこと
②こうした知識をみんなに広めていくこと
③そして、今の制度の中でもたたかえる部分でたたかうこと

こうした活動で道は開けるのだ、ともおっしゃっていました。

うん 私も学ばなくては

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会場での発言

ちなみに、私も会場で発言
企業の社会的責任(CSR)に関する仕事をしていたことや
先日の労働相談での経験について語ってきました
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私たちのこの「生きづらい」という声、
必ず都政に届けて、社会を変えていくためにがんばります

※ちなみにこのアンケート、まだまだ街頭などで配る予定です!
まだ間に合いますから、是非、皆さんの声を届けてください!
(いただいた声は、共産党の政策などに活かしていきます)
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プロフィール

吉良よし子

Author:吉良よし子
(きらよしこ)
◎日本共産党・東京都委員会 雇用と就活対策室長

  • 1982年9月14日高知県生まれ30歳
  • 早稲田大学第一文学部(日本文学専修)卒
  • 豊島区内の印刷会社で4年間、CSR(企業の社会的責任)の報告書作成支援の仕事に携わる
  • 東京都都議会議員選挙2009 豊島区候補
  • 田村智子2010参議院比例秘書をしたのち現在に至る

趣味:合唱、読書、ピアノ、映画鑑賞、観劇など

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