3月27日 当事者の声をきけ!(骨抜き派遣法@参院)

27日、参議院厚生労働委員会
もともと抜け穴だらけだった「労働者派遣法」の政府改正案が
製造業派遣、登録型派遣の「原則禁止」をなくすという
「骨抜き」修正されて、採決されてしまいました
(※今回の法案の問題点はコチラ[赤旗25日付主張])

議論の時間は13時半~17時半のたった4時間
信じられないスピード採決です

私も、今回の審議、すべて傍聴しましたが、
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↑後ろの列、右から3人目あたりの必死でメモしてるのが私です

民主党(川合孝典)の質問では
教育訓練今強化やマージン率の公表制度などで
「労働者保護が半歩でも前進することが大事」
と、骨抜き案でも労働者が守られるんだと必死で強調。。。

自民党(衛藤晟一、丸川珠代)の質問では
「高齢者就労支援にハケンは必要」(衛藤)
「ハケンには一定のニーズがある。」(丸川)
といって「原則禁止」なくすことに賛成し、
(→ニーズというが「派遣でしか働けない」実態があるのではないか?!)

「直接雇用を望んでない人がいるし、待遇改善されるわけでない」(丸川)
と一定期間以上の派遣があれば派遣先に直接雇用させる
「みなし雇用」の見直しまで進める始末!
(→待遇改善されなければ、その待遇を改善させるべき!!)

みんなの党(川田龍平)は
「問題は派遣社員と正社員の賃金格差
 派遣法はなくして、「同一労働同一賃金」の原則を強化して
 もっとまともな派遣業界の成長をすすめていけばよい」

と、派遣法はいらない(!)から、今回の法案に反対という。
(→派遣は、賃金だけでなく将来が見えない不安定さが大問題です!!)

などなど、現場の声が無視されたひどい議論でした。。

その中で光ったのが、
日本共産党 田村智子さんの質問
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「製造業原則禁止」
 →リーマンショックで大量の製造業派遣の首切りが問題になったから
 「原則禁止」で保護しようとしていたはずではなかったのか
「日雇い派遣」
 →禁止の例外とされた「主たる生計者でない者」は範囲が広すぎ。
  これでは就活弱者がいつまでも派遣で過酷労働をさせられるのでは
「みなし雇用」
 →派遣労働者や偽装請負の救済措置のはず! 
  「直接雇用」でも期間社員として使い捨てるあり方が問題であり、
  本来であれば全員正社員として雇用させるべき

などの追及に政府側はまともに回答できず
「一歩前進、半歩前進」をくりかえすばかり。。。

そして
「本来、この問題は日本の雇用形態を問う重要な問題
 ニーズというが、その当事者(労働者、業界)をこの場に呼ぶこともせず
 短い議論で、この骨抜きになった法案を採決することは絶対に許されない!!」

との言葉には、
意志表示の禁止された傍聴席から思わず拍手があがりました

結局、予定通りスピード採決されてしまいましたが、
まだ負けない・・・

派遣労働で、先の不安を抱え、健康の不安を抱えて働く人を
本当になくすことめざして、わたしもがんばります
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プロフィール

吉良よし子

Author:吉良よし子
(きらよしこ)
◎日本共産党・東京都委員会 雇用と就活対策室長

  • 1982年9月14日高知県生まれ30歳
  • 早稲田大学第一文学部(日本文学専修)卒
  • 豊島区内の印刷会社で4年間、CSR(企業の社会的責任)の報告書作成支援の仕事に携わる
  • 東京都都議会議員選挙2009 豊島区候補
  • 田村智子2010参議院比例秘書をしたのち現在に至る

趣味:合唱、読書、ピアノ、映画鑑賞、観劇など

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