7月26日 密室の教科書採択。

7月26日、豊島区の教育委員会で
中学校の社会の教科書採択が行なわれました

戦争を美化して憲法も認めない「つくる会」系の教科書を
採択させてはならない、と私も教育委員会の傍聴に初参加
そこで何より驚いたのは、その密室性

●写真も撮らせない

審議の傍聴受付に行って、
「写真をとりたい」と申し出ると「撮影は禁止です」とつれない態度。
申し込んでもダメというのです

議会でさえ、許可を取れば撮影できるのに、
申請すらさせないやり方に強い疑問を感じました

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↑しょうがないので傍聴券のみ撮影・・・

●採択結果を公表せず

さらにビックリしたのは採択の結果を公表しないこと

各教科ごとに5名の教育委員がそれぞれ
自分の意見を述べたあと、採決となるのですが、
結果が出てもその場では発表されません
委員の間で確認するのみ。

なんでも、「他の自治体に影響を与えないため」にといいますが
だったら審議自体あとまわしにする方法もありますし、
もしや、結果をあとで変えようという意図でもあるのでは?
などと思わずかんぐってしまうような方法です


●現場を置き去りに、たった5人で審議

そもそも、教科書は現場の先生方が使うもの。

以前は現場の先生が投票してきめていたそうですが、
いまは教育委員会のたった5名の委員による審議で
あっという間にきめられてしまう

しかも、「達成率」という
区内の実力テストの合格点以上を取った生徒の割合を
学力の基準として議論がなされていて、
実際の教育現場にどのような問題があるのか、
子どもたちがいったい何につまづいているのか

まったく見えない

教育現場を置き去りの教科書採択の実態が見えてきました。

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問題の教科書、育鵬社や自由社の教科書が採択されたかどうかは
結果が公表されていないのでまだなぞですが、大変きわどい

■歴史では、
『日本の家族の原型である天皇の家計図が載っている
 自由社の教科書は非常にわかりやすい(広田氏)
『育鵬社は日本人の歴史観、神話宗教をわかりやすく解説している』(三田教育長)
『育鵬社は興味のわく教科書だ』(清田氏)
などの発言が相次ぎましたし

■公民でも、
『自衛隊の役割について丁寧に書いていて、
 憲法改定にまで言及している自由社がよい』(広田氏)
『国旗・国家などマナーとして書かれている自由社・育鵬社がよい』(加藤氏、清田氏、教育長)
など自由社・育鵬社を推す意見も多数

とはいえ教科書に偏りがあってはならない(教育長)
という意見などもあり、結果は定かではありません

23日の結果発表も時間があれば傍聴を
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プロフィール

吉良よし子

Author:吉良よし子
(きらよしこ)
◎日本共産党・東京都委員会 雇用と就活対策室長

  • 1982年9月14日高知県生まれ30歳
  • 早稲田大学第一文学部(日本文学専修)卒
  • 豊島区内の印刷会社で4年間、CSR(企業の社会的責任)の報告書作成支援の仕事に携わる
  • 東京都都議会議員選挙2009 豊島区候補
  • 田村智子2010参議院比例秘書をしたのち現在に至る

趣味:合唱、読書、ピアノ、映画鑑賞、観劇など

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