11月6日 「マルクスは生きている」講座②

大変遅くなりましたが
先週6日に行われた、マルクス講座の第二回のご報告です
今回のテーマは「マルクスの目で見た21世紀の日本と世界」
(※第一回講座についてはコチラ

前回を上回る580人の参加で大盛況

内容も、今の時代を世界を日本をどう見るのか、
どういう社会を目指すのか、という具体的な話で、
とても面白かったです


何より感動したのは
「今の時代はどんな時代と考えるのか?」という問いへの答え

不破さんは、エンゲルスの言葉を使って
「今より豊かな生活を送っているだろう未来の人たちから見ると
今の時代は、さまざまな困難にぶつかりながらも
よりよい未来への道を確実に切り開いている、歴史に残る時代だ

と、回答してくれました

この言葉に、私は未来に対する希望が見えました
私もよりよい未来に向けてがんばろうと

さて、そんなこんなで、以下、講義の要点をまとめてみます
今回はだいぶ長くなりますが、よろしければお付き合いください

P1030083_convert_20091107215636.jpg
↑講義をする不破哲三さん

今の資本主義社会は世界の1部

いま、アメリカや日本など発達した資本主義国
人口は8.9億人で世界人口の8分の1
さらに、ここ10年のGDPの成長率は1.8倍

でも、
中国、ベトナム、キューバなど社会主義を目指す国
人口が14.2億人、GDPの成長率が4.8倍だし、
アジア、アフリカ、ラテンアメリカの国々
人口が世界人口の60%を占め、GDP成長率は2.4倍

世界全体から見ると、
資本主義社会って世界のほんの一部だし、
成長率も伸び悩んでいることが分かるのです


社会主義は人間が自由に発達する時間をつくること

さて、資本主義社会の矛盾(詳しくは前回講義)を解決する
新たな社会として社会主義をマルクスは提唱しています

社会主義とはどういう社会かというと、
↓↓↓↓
・支配vs被支配の関係がなくなる
・過剰生産がなくなり恐慌がおきない

そして何より重要なのが
◎人間が自由に発達できる時間ができること

つまり、過剰な生産をせず、
社会に必要な分を必要なだけ生産する世の中になれば、
必然、労働時間が減ってきて、自由な時間が増えるのです

その自由な時間を使えば、
人間は自分の可能性を最大限に活かすことができ
(趣味や勉強に最大限時間を割ける
自分の能力をみんなが発揮できる世の中になるはずだ
とマルクスは言っているのです

なんだか、ワクワクしてきませんか?


社会主義への過程は簡単でない

とは言え、そんな夢のような社会を作るには、
本当に根本から社会の仕組みが変わる必要があるため、
一日二日では、できません

たとえば、いま急成長している中国を見ても、
GDPは世界の中でどんどん伸びてきているものの
国民一人当たりのGDPは日本の15分の1程度です
社会保障(セーフティネット)も足りず、穴がある・・・
(とは言え、極貧困層は少なくなってきてはいるのですが・・・)

だから、日本共産党は
今の中国を「社会主義を目指す国と定義しています
(完成した社会主義国とは定義していないのです


日本はどうなるの?

日本の未来を考えるときに大事なのは、
世界情勢をきちんとつかんだ上で、日本を見ることだそうです。。

たとえば、米国のキューバへの経済封鎖解除を
求める決議に賛成の国々の数がこの間急激に増えたこと
(最初はたった59カ国⇒今年は186カ国(反対派は米国含めて3カ国だけ))
などは日本のメディアではほとんど取り上げられていません

そうした世界的な視点、歴史を踏まえた視点を取り入れることで、
日本共産党は
・大企業の横暴勝手が国民の要求より優先されること
・米国に対して対等にものが言えない(言いなりである)こと

という2つが日本の問題点で、
それを資本主義の枠内で解決するべきだといっています
(なにしろ、資本主義国である欧州などでも
こうした問題点は解決済みですから、いまの日本でもできるはず

(詳しくは日本共産党のHP・政策をご覧ください⇒コチラ

この広い視点がマルクスの視点です
この視点を持って日本の未来を考えた結果が
今の日本共産党の政策につながってくるのです

85_461[1]_convert_20091031234812

相当、長くなってしまいましたが
以上が講義の要点です

マルクスの視点で見る資本主義社会、社会主義の考え方、
そして今の世界と日本のあり方、大きく見えてくる講義でした

私も未来を見据えて一歩一歩しっかり歩んでいきたいです

みなさんはどのような感想を持ったでしょうか
このブログで講義の雰囲気が伝われば幸いです
  1. 無料アクセス解析
Twitter
プロフィール

吉良よし子

Author:吉良よし子
(きらよしこ)
◎日本共産党・東京都委員会 雇用と就活対策室長

  • 1982年9月14日高知県生まれ30歳
  • 早稲田大学第一文学部(日本文学専修)卒
  • 豊島区内の印刷会社で4年間、CSR(企業の社会的責任)の報告書作成支援の仕事に携わる
  • 東京都都議会議員選挙2009 豊島区候補
  • 田村智子2010参議院比例秘書をしたのち現在に至る

趣味:合唱、読書、ピアノ、映画鑑賞、観劇など

最新記事
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
カウンター(2011年~)
アクセスカウンター
イスズ自動車スズキ自動車光岡自動車メルセデスベンツgmc