10月21日 wam~女たちの戦争と平和 資料館~

今日、早稲田にある
「女達の戦争と平和資料館(wam)」に行ってきました

2005年8月にオープンしたこの資料館は
日本ではじめて戦時中の性暴力(「慰安婦」問題)に
特化した記憶と活動の拠点です(HPはコチラ

実は私、ここにくるのは3回目なのですが、
小さいながらも、いつも充実した展示内容で
毎回新たな事実を知ることができ、勉強になります
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今回の特別展は
「証言と沈黙~加害に向き合う元兵士たち」というものでした
特に、私は9月の帰省の時にピースエッグで
「731部隊」について学んだばかりでしたから(詳しくはコチラ
戦争の加害の歴史について再度、認識を深める機会になりました

展示の中で、興味深かったのは以下の2つです
①撫順戦犯管理所での兵士の再生
⇒戦後、中国で「戦犯」として拘留された兵士たちの
加害を認めるまでのプロセスが描かれていました

兵士たちは、
  1)おいしい食事、清潔な生活(風呂、散髪など)を保障されます
  2)さらに、ゆっくり本を読み学習する時間も与えられます
  3)その上で「反省文」を書くことをうながされ、書くのですが
    何度も書き直しを命じられます ※「反省文」のどこが悪いかは言ってもらえません
  4)悩んだ兵士たちは次第に、お互い討論したり、様々なプロセスを経て・・・
  5)自分たちが中国で行った加害行為、一つ一つを罪として認め
   反省にいたったというのです


そして、その後やっと裁かれる(刑が決まる)のですが、
基本的に「死刑」や「無期懲役」は行われなかったそうです

拘留されていた元兵士の方による
「ここで自分は鬼から人間に戻れた」
という言葉が印象的でした

なんというか、自分の加害の罪を認める兵士たちはすごいし、
加害者(兵士たち)を許す被害者(中国人)もすごい


人間の可能性を強く感じる事実だと思います
きちんとしたプロセスを踏めば、人間って
自分の罪を認めて再生の道を歩むことができるんですね
すごく感動しました

【関連リンク】※《》のなかをクリックください
中帰連(撫順戦犯管理所から帰国した方々連絡会)のHP《コチラ》
・NHKの番組「認罪~中国撫順戦犯管理所の6年~」《番組概要YouTube



②日本の戦争・平和博物館アンケート調査
⇒日本にある戦争・平和関連のミュージアムにおける
 加害に関する展示の有無の調査

結果は、ほとんどの博物館で加害資料の展示はありませんでした
100~200ある博物館の中で、加害についての展示があったのは4つだけ

いかに、日本の中に加害の歴史が浸透していないか
という事実が突きつけられました

やはり、国際社会の中で
「唯一の被爆国」であることを訴え、平和を求めるためには
中国、朝鮮等への加害、パールハーバーなど
自分たちの加害の歴史もきちんと見つめ、反省してこそ

その訴えの強さが増すのだと思います

「加害」からも目をそむけてはいけないな
という思いがまた強くなった展示でした
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プロフィール

吉良よし子

Author:吉良よし子
(きらよしこ)
◎日本共産党・東京都委員会 雇用と就活対策室長

  • 1982年9月14日高知県生まれ30歳
  • 早稲田大学第一文学部(日本文学専修)卒
  • 豊島区内の印刷会社で4年間、CSR(企業の社会的責任)の報告書作成支援の仕事に携わる
  • 東京都都議会議員選挙2009 豊島区候補
  • 田村智子2010参議院比例秘書をしたのち現在に至る

趣味:合唱、読書、ピアノ、映画鑑賞、観劇など

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