12月18日 悪法は撤回へ、あきらめない!!! (臨時国会の振り返り②)
国会が終わった直後から、
連日、各地での国政報告や“つどい”を行っています。
そこでも報告していますが、熱気を忘れないうちにブログでもご報告。
第185臨時国会で押し通された稀代の悪法・秘密保護法についてです。
秘密保護法の悪い点はさまざまなサイトで紹介されていますが、
簡単に言えば、国民の命と安全に関わる「国家の機密」を
国民の目から覆い隠し、
それを知ろうとした国民、漏らした国民を逮捕・処罰し、
国民のプライバシー情報まで収集し、
国民のさまざまな自由や権利を萎縮させ、監視社会をつくる
日本国憲法をないがしろにして、戦争への道につながる悪法です。
※特集→http://www.jcp.or.jp/akahata/web_daily/2013-himitu.html
「そんな悪法は許さない!」世論が急速に広がって、
最終盤の国会周辺には毎日、毎日、国民が押しかけていました。

議員会館にも
「秘密保護法絶対廃案!」「自由を守れ!」「権利を守れ!」
という声が鳴り響いていたし、人が増えていくのがよくわかった
ドラム隊のみなさんは指をテープで巻いてぼろぼろにしながらドラムをたたき続け、
みんな「もう声が枯れて出ない」くらい叫び続けていた


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-12-08/2013120801_03_0.html
その国民の声を踏みにじったのが安倍政権。
許すわけにはいきません
■強行の現場(与党のひどさ)
私も、委員会の傍聴を始め、
この強行の一部始終を見てきましたが、本当にひどかった
国会議員のさまざまな追及に対し、答弁は二転三転。
「検討します」のオンパレード。
たとえば、衆院で最初の赤嶺さんの質問で
法案検討過程の黒塗り資料の中身を公開すると森大臣は答弁したのに、
12月18日現在、いまだに公開されていません

「慎重審議」を求める野党に対して誠実な対応なく、
参議院では20時間程度で審議を打ち切った。
そして、参議院の採決の場面。
私も現場に居合わせましたが、委員長や自民党議員の言葉は聞き取れなかった。
速記録にも「発言する者多く、議場騒然、聴取不能」
としか書かれていないのに、採決されたとして本会議に上程された。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-12-07/2013120703_01_1.html
この強行劇からも、まともな法律とは言えないと思います
■各党の立ち位置
一方、野党は参議院では「慎重審議」の一点で共闘した。
これは大事な共闘でしたが、最終的には崩れてしまいました
○みんなの党、維新の会
結局、12月5日に第三者機関の設置などで「合意」できたと軟化。
それでも委員会・本会議ともに会派として採決に参加できない形でした。
(なお、この第三者機関のあり方もいまだに明らかになっていません
)
○民主党
衆議院の本会議(傍聴しました)では
“自民党は修正協議に応じてくれてありがとう。
時間が足りず折り合わなかったから反対です。”
という反対とも言えない反対討論をした上で、
参議院では一転、慎重審議を求めたものの、
大事な本会議採決の場面で議場を退場し、反対討論もしませんでした。
しかし、議場を出て団総会をしたら
「採決したい」という議員が多数出たので、しかたなく議場に戻ってきた。
というのが真相であり、民主党幹部は本気で採決を棄権するつもりだった。
国民を代表する政党会派としてひどい対応だと思います
■日本共産党の役割
その中で、最後の最後まで法案反対の立場貫き、
論戦の中で悪法の中身を明らかにしてきたのが日本共産党でした
委員会、本会議の質問で
適性評価の不当性、修正案の不合理性、法案の矛盾を追及した。
最後の大宮公聴会でも他の野党がボイコットし、
与党側の元自衛隊員の参考人だけで開かれそうだったところを
山崎弁護士とともに大門さんが反対論陣を張りました。
(※公聴会について→http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-12-10/2013121014_01_1.html
※主な論戦→http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-12-08/2013120804_01_0.html)
そして、参院本会議の仁比さんの反対討論が圧巻。
いったん退席した民主党がバラバラともどってきて、
自民党のヤジがひどく議場騒然となる中でも
毅然と、堂々と最後まで“悪法反対”を訴えきった
同時中継を聴いていた国会前のみなさんから
「仁比コール」もわいたとうかがっています。
さらに、討論後、法案の投票方法をめぐって、
民主党と自民党の間を走り、
最後の最後まで記名投票実現に奮闘したのが
議院運営委員会の理事メンバーであった仁比さんだったこと、
声を大にして報告しておきます!!!
~~~~
私は、こうした先輩議員の論戦や奮闘を目の当たりにして、
本当に国民の立場に立ち、その声を届けきる
日本共産党の国会議員でよかったと心から思いました
同時に、真夜中まで国会を包囲して声を上げていたみなさんがいたことに
どれだけ勇気づけられ、励まされたかわかりません
だから、悪法がとおされてもあきらめない、あきらめるわけにはいかないのです


必ず、ここから反撃が始まるし、始めなくてはいけない。
萎縮している場合ではありません。
私も、日本共産党国会議員団の一員として
悪法の撤回に、自由と権利と民主主義を守るたたかいがんばりつづけます
がんばりましょう



連日、各地での国政報告や“つどい”を行っています。
そこでも報告していますが、熱気を忘れないうちにブログでもご報告。
第185臨時国会で押し通された稀代の悪法・秘密保護法についてです。
秘密保護法の悪い点はさまざまなサイトで紹介されていますが、
簡単に言えば、国民の命と安全に関わる「国家の機密」を




日本国憲法をないがしろにして、戦争への道につながる悪法です。
※特集→http://www.jcp.or.jp/akahata/web_daily/2013-himitu.html
「そんな悪法は許さない!」世論が急速に広がって、
最終盤の国会周辺には毎日、毎日、国民が押しかけていました。

議員会館にも
「秘密保護法絶対廃案!」「自由を守れ!」「権利を守れ!」
という声が鳴り響いていたし、人が増えていくのがよくわかった

ドラム隊のみなさんは指をテープで巻いてぼろぼろにしながらドラムをたたき続け、
みんな「もう声が枯れて出ない」くらい叫び続けていた



http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-12-08/2013120801_03_0.html
その国民の声を踏みにじったのが安倍政権。
許すわけにはいきません

■強行の現場(与党のひどさ)
私も、委員会の傍聴を始め、
この強行の一部始終を見てきましたが、本当にひどかった

国会議員のさまざまな追及に対し、答弁は二転三転。
「検討します」のオンパレード。
たとえば、衆院で最初の赤嶺さんの質問で
法案検討過程の黒塗り資料の中身を公開すると森大臣は答弁したのに、
12月18日現在、いまだに公開されていません


「慎重審議」を求める野党に対して誠実な対応なく、
参議院では20時間程度で審議を打ち切った。
そして、参議院の採決の場面。
私も現場に居合わせましたが、委員長や自民党議員の言葉は聞き取れなかった。
速記録にも「発言する者多く、議場騒然、聴取不能」
としか書かれていないのに、採決されたとして本会議に上程された。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-12-07/2013120703_01_1.html
この強行劇からも、まともな法律とは言えないと思います

■各党の立ち位置
一方、野党は参議院では「慎重審議」の一点で共闘した。
これは大事な共闘でしたが、最終的には崩れてしまいました

○みんなの党、維新の会
結局、12月5日に第三者機関の設置などで「合意」できたと軟化。
それでも委員会・本会議ともに会派として採決に参加できない形でした。
(なお、この第三者機関のあり方もいまだに明らかになっていません

○民主党
衆議院の本会議(傍聴しました)では
“自民党は修正協議に応じてくれてありがとう。
時間が足りず折り合わなかったから反対です。”
という反対とも言えない反対討論をした上で、
参議院では一転、慎重審議を求めたものの、
大事な本会議採決の場面で議場を退場し、反対討論もしませんでした。
しかし、議場を出て団総会をしたら
「採決したい」という議員が多数出たので、しかたなく議場に戻ってきた。
というのが真相であり、民主党幹部は本気で採決を棄権するつもりだった。
国民を代表する政党会派としてひどい対応だと思います

■日本共産党の役割
その中で、最後の最後まで法案反対の立場貫き、
論戦の中で悪法の中身を明らかにしてきたのが日本共産党でした

委員会、本会議の質問で
適性評価の不当性、修正案の不合理性、法案の矛盾を追及した。
最後の大宮公聴会でも他の野党がボイコットし、
与党側の元自衛隊員の参考人だけで開かれそうだったところを
山崎弁護士とともに大門さんが反対論陣を張りました。
(※公聴会について→http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-12-10/2013121014_01_1.html
※主な論戦→http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-12-08/2013120804_01_0.html)
そして、参院本会議の仁比さんの反対討論が圧巻。
いったん退席した民主党がバラバラともどってきて、
自民党のヤジがひどく議場騒然となる中でも
毅然と、堂々と最後まで“悪法反対”を訴えきった

同時中継を聴いていた国会前のみなさんから
「仁比コール」もわいたとうかがっています。
さらに、討論後、法案の投票方法をめぐって、
民主党と自民党の間を走り、
最後の最後まで記名投票実現に奮闘したのが
議院運営委員会の理事メンバーであった仁比さんだったこと、
声を大にして報告しておきます!!!
~~~~
私は、こうした先輩議員の論戦や奮闘を目の当たりにして、
本当に国民の立場に立ち、その声を届けきる
日本共産党の国会議員でよかったと心から思いました

同時に、真夜中まで国会を包囲して声を上げていたみなさんがいたことに
どれだけ勇気づけられ、励まされたかわかりません

だから、悪法がとおされてもあきらめない、あきらめるわけにはいかないのです



必ず、ここから反撃が始まるし、始めなくてはいけない。
萎縮している場合ではありません。
私も、日本共産党国会議員団の一員として
悪法の撤回に、自由と権利と民主主義を守るたたかいがんばりつづけます

がんばりましょう








